CUT A TELLを運営していて、数字を見るたびに思う。
蓮見翔、たぶん正しい。
ダウ90000・蓮見翔は「お笑いは流行ってない」と繰り返し発言している。
『大悟の芸人領収書』では、芸人たちはすでにお笑い好きな人を取り合っている状態で、必要なのは「お笑いファンの総数を増やすこと」だとまで語った。
お笑いは流行っているのではなく、お笑い好きの中で異常に盛り上がっている。
小さなパイの中では、大論争
この発言はお笑い界でやたら揉めた。
『チャンスの時間』で検証され、『ゴッドタン』では劇団ひとりと議論になり、別番組でも何度も擦られている。
つまり、お笑い界という小さなパイの中では、めちゃくちゃ盛り上がっている。
でもCUT A TELLの数字を見ると、少し残酷だ。
蓮見翔の記事も、別に読まれていない
藤井風、Michael、ちいかわ、菊池風磨、平原綾香の記事を入れた日は、サイト全体のアクセスが普段の2〜4倍まで跳ねる。
一方、お笑い記事はそこまで動かない。
そして何より、蓮見翔の記事も、別に読まれていない。
「お笑いは流行ってない」と言って、お笑い界をここまで騒がせた本人の記事さえ、外側では大爆発しない。
これ以上分かりやすい実証実験もない。
内側では大事件。外では「蓮見って誰?」
もちろん『M-1グランプリ』は巨大コンテンツだし、『水曜日のダウンタウン』も話題になる。
ただ、それは「お笑いそのものが社会全体で流行っている」ことと同じではない。
芸人が芸人を語り、芸人ファンが反応し、お笑い番組がその論争を企画にする。
内側では大事件。外へ一歩出ると、「蓮見って誰?」で終わる。
笑いは終わる。推しは検索を続けさせる
音楽やアイドル、キャラクターには「推し」がいる。
新曲を調べる。発言を読む。炎上を追う。グッズを買う。
笑いはその場で笑って終われるが、推しは検索を続けさせる。
CUT A TELLという小さな媒体の数字にすぎない。
でも少なくとも編集部から見える景色では、お笑いは流行っているのではなく、お笑い好きの中で異常に盛り上がっている。
蓮見翔は、お笑い界を敵に回したのではない。
小さなパイの中にいる人たちへ、「その皿、思っているより小さいですよ」と言っただけなのかもしれない。
出典・編集注記
ダウ90000・蓮見翔の「お笑いは流行っていない」という発言と、その後の番組内議論を起点にした編集部の自社メディア分析です。『大悟の芸人領収書』での発言、『チャンスの時間』の街頭検証、『ゴッドタン』での劇団ひとりらとの議論は、番組公式ページと番組内容を報じた記事で確認しました。藤井風、Michael、ちいかわ、菊池風磨、平原綾香の記事入稿日に通常比2〜4倍になったこと、お笑い記事や蓮見翔の記事が同程度には伸びなかったことは、CUT A TELLが保有するアクセス解析に基づく編集部集計であり、外部監査を受けた市場全体の統計ではありません。






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