11月14、15日に韓国・高尺スカイドームで開かれる「Melon Music Awards 2026」の最終ラインナップが発表され、HANAが14日のグローバルデーに出演する。aespa、ATEEZ、RIIZEらと同じ舞台だ。なお、出演決定と受賞候補入りは別の話である。
MMAは韓国の音楽配信サービスMelonのデータとファン投票を基盤にする、K-POP最大級の授賞式。そこへ日本で生まれ、日本を拠点に活動するHANAが呼ばれれば、当然こう聞かれる。
HANAはK-POPなのか。
出生地だけなら、明らかに日本のグループ
HANAはBMSGとちゃんみなのオーディション「No No Girls」から誕生した7人組だ。B-RAVEがマネジメントし、ちゃんみなが主宰するNO LABEL MUSICからメジャーデビュー。所属も制作の起点も日本で、代表曲「ROSE」もBillboard JAPANで首位を獲得した。
メンバーに韓国にルーツを持つJISOOがいて、ちゃんみな自身も日韓にルーツを持つ。だが、一人の国籍やプロデューサーのルーツだけでグループ全体のジャンルを決めるなら、音楽より戸籍を聴いていることになる。
それでもK-POPに見える理由
オーディションで選抜され、歌とダンスを高密度で鍛え、統一されたビジュアルと物語を世界へ発信する。HANAの見せ方には、K-POPが完成させた育成・映像・SNSの文法が濃く流れている。
しかし、その文法を使えば韓国産になるわけではない。日本のロックバンドが米国式の音作りを採用しても、即座に「洋楽」へ分類されない。HANAはK-POPの影響を受けた日本発のグローバルポップと呼ぶ方が実態に近い。
MMA側も、境界を曖昧にしたい
今回HANAが出演するのは「グローバルデー」だ。これは巧い配置である。韓国国内のヒットだけを顕彰する閉じた式典ではなく、K-POPを中心に世界の音楽が集まる場所だと示せる。HANAの人気を借りながら、日本市場の視聴者も呼び込める。
一方で、日本のメディアがMMAを「K-POP最大の授賞式」と紹介し、その出演者をまとめてK-POP枠へ入れれば、韓国のブランドが日本発アーティストまで回収する。出演は評価であって、所属国の変更届ではない。
「K-POPか」という議論自体が、もう古い
K-POPは韓国語で歌う韓国人だけの音楽ではなくなった。外国籍メンバー、日本語曲、海外法人、世界同時オーディションが混ざり、国名より制作システムと流通圏を示す言葉へ変わっている。
だからHANAを無理にJ-POPかK-POPの二択へ押し込む必要はない。日本で作られ、K-POPの方法論を吸収し、韓国最大級の舞台から世界へ出る。その越境こそ今回の価値だ。
HANAがK-POPになったのではない。K-POPの授賞式が、HANAを無視できないほど国境の外へ広がったのだ。
出典・編集注記
ORICON NEWS(2026年10月14日)。『Melon Music Awards 2026』最終ラインナップとして、HANAが11月14日のグローバルデーへ出演すると発表。U-NEXTによると、MMA2026は11月14、15日に開催され、日本では独占ライブ配信予定。HANA公式サイトで、BMSG×ちゃんみなのオーディション『No No Girls』から誕生した7人組であることを確認。出演決定は、HANAがK-POPに分類されたことや、受賞候補に選出されたことを意味しない。画像はHANAの公式アーティスト写真とMMAの実際のステージ写真を視覚資料として確認し、人物、衣装、ポーズ、会場を別物に再構成した生成編集用イメージです。






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