今さらGTOかよ。

2026年、反町隆史主演の『GTO』が連続ドラマとして帰ってきた。

公式が掲げるのは「28年ぶりの連続ドラマ復活」。

1998年の反町版から28年。

……ちょっと待ってほしい。

2012年にも鬼塚はいた

2012年、EXILE AKIRA主演で『GTO』は普通に連続ドラマ化されている。

瀧本美織、川口春奈、本田翼、中川大志、山田裕貴らが出演。

さらにスペシャルドラマまで制作され、2014年にはAKIRA続投で新シリーズまで放送された。

つまり『GTO』は28年間眠っていたわけではない。

むしろ一度、かなり本気で蘇生されている。

まるで黒歴史のような扱い

もちろん今回の「28年ぶり」は、“反町隆史主演の連続ドラマ”としての話なので嘘ではない。

しかし宣伝を見ていると、どうにも1998年版から2024年の『GTOリバイバル』、そして2026年版へ一直線につながっているように見える。

その途中にいたAKIRA鬼塚だけ、歴史のページから薄くなっている。

だが2012年版は、DVD販売時に「2012年7月クールNo.1視聴率ドラマ」とまで宣伝された作品だ。

本当に黒歴史だったのだろうか。

消すには少し立派すぎる

反町隆史の鬼塚が圧倒的に象徴的なのは分かる。

『POISON』まで含め、もはや一つの時代だ。

だから復活するなら反町。

それも分かる。

ただ、そのためにAKIRA版まで「なかった途中経過」のようになってしまうのは少し寂しい。

GTOは28年ぶりに帰ってきたのではない。

途中で一度帰ってきた。

そして、みんな少し忘れているだけだ。

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