また芸能人の逮捕。
また書類送検。
ニュースを見るたび、「芸能界って定期的に誰か捕まるな」と感じてしまう。
もちろん、芸能人の犯罪率が一般人より高いと断定できる話ではない。
芸能人だからニュースになる、という側面も大きい。
それでも気になる。
なぜ同じようなニュースが、何度も繰り返されるのか。
「普通じゃない」が評価される世界
芸能界では、普通の会社なら扱いづらい人間がスターになることがある。
空気を読まない。
異常に自信がある。
常識から外れている。
それが「天然」「破天荒」「天才」と呼ばれ、武器になる。
普通から外れること自体が商売になる世界なのだ。
売れるほど、注意する人が減っていく
さらに成功すればするほど、自分を注意する人間は減る。
スタッフが動く。
周囲が合わせる。
多少の無茶なら「この人だから」で処理される。
本人にそのつもりがなくても、「自分だけは少し特別」という環境が出来上がっていく可能性はある。
だが社会には、人気では突破できない線がある。
芸能界のルールと社会のルールは違う
失言なら編集できる。
遅刻ならスタッフが謝れる。
暴走もテレビなら笑いになることがある。
しかし法律は編集できない。
他人の身体、財産、尊厳に関わる線を越えれば、「キャラクターでした」では済まない。
スターを作るなら、常識まで奪ってはいけない
芸能界は普通ではない人間を輝かせる場所だ。
それは素晴らしい。
だが、
「普通じゃないから面白い」
と、
「普通のルールを守らなくていい」
はまったく違う。
定期的に繰り返される芸能人の不祥事を見るたびに問われるのは、本人だけではない。
スターを作る過程で、周囲が「普通の社会との境界線」まで消してしまっていないか。
芸能界が本当に教えるべきなのは、売れ方より先に、その線なのかもしれない。






レスポンスを読み込んでいます…