9月1日、新代田FEVERの『LAUGH’n’ROLL』にTHE BAWDIESとちょんまげラーメンが並んだ。ロックバンドと漫才師。公式に示されたこの企画の組み合わせを考えたい。
一般前売り6,000円、U-20は4,500円。別途ドリンク代。どちらかのファンが、もう片方も含めた時間に金を払う設計だ。
名前を足せば、面白さも足せるのか
異業種の出演者を並べると、告知は作りやすい。「まさかの共演」で一行になる。だが、曲のあとにネタをやるだけなら、豪華な学園祭でも成立する。
面白くなるのは、互いの客が知らない方にも付き合わされることだ。音楽目当ての人が漫才を待つ。お笑い目当ての人がバンドの演奏を聴く。好きなものだけ選べる配信とは、逆の時間が生まれる。
異色コラボの価値は、出演者が珍しいことより、客の予定が狂うことにある。
「知らない方」が当たりになれば勝ち
この組み合わせの良さは、音楽もお笑いも単独で成立する二組を、ライブハウスの同じ床に置くところだ。入口が違っても、帰り道の話題は共有できる。
ただし、当日の化学反応まで企画書だけで褒めることはできない。共演したという事実と、共演した意味があったかは別だ。
「目当てじゃなかった方が良かった」。その一言が出て初めて、異色コラボは看板を超える。
出典・編集注記
公式に公開された出演者・会場・料金を対象とした企画レビューです。当日の演奏・ネタ・観客反応を鑑賞評価した現地レビューではありません。






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