WEST.が9月30日をもって活動を終了する。
8月30日に藤井流星と小瀧望の脱退が発表されてから、わずか25日後の決定だった。公式発表では、残る5人と事務所が活動継続を含め協議した結果、それぞれが目指す方向性を踏まえて終了を決めたと説明されている。
だが、その約3週間前にもWEST.には大きな出来事があった。
8月9日、重岡大毅が結婚を発表した。
しかも結婚だけではない。
「新しい命を迎えました」と、第1子がすでに誕生していたことまで同時に明かしたのだ。
ファンにとっては、交際、結婚、妊娠、出産という長い時間がすべて見えないまま進んでいたことになる。
そして問題はファンだけではなかった可能性がある。
『女性自身』は9月24日、重岡が第1子誕生についてメンバーへ事前に十分説明しておらず、藤井と小瀧が憤ったと芸能関係者の証言として報じた。これが事実なら、「結婚したこと」以上に重いのは、12年間一緒に活動してきた仲間にも人生最大級の変化を共有できなかったことだ。
もちろん、結婚も出産も極めてプライベートな話である。
いつ、誰に伝えるかは本人と家族の事情がある。
ただ、アイドルグループは特殊だ。
7人のスケジュール、ツアー、作品、スポンサー、そして何万人ものファンを抱えながら、一人の人生の変化がグループ全体にも影響する。
だから秘密を持つこと自体より、その後が重要になる。
なぜ言えなかったのか。
知ったメンバーに何を話したのか。
そして生まれた不信感をどう修復したのか。
重岡は以前から、メンバーやマネージャーにも自宅を明かさないほどの「秘密主義」と報じられてきた。
それは個性で済んでいたのかもしれない。
しかし結婚と子供、仲間の脱退、そしてグループ終了までが約1カ月半に集中すると、その秘密主義は違う意味を持って見えてしまう。
重岡の件がWEST.終了の原因だったとは断定できない。
公式発表にも、そんな説明はない。
それでも、12年間一緒だった7人が最後に選んだのは、5人で続けることではなかった。
隠し事だけで関係は壊れない。
本当に怖いのは、隠し事が明らかになった後、それでも相手ともう一度信頼関係を作れるかどうかなのかもしれない。






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