また賞レースの季節が来た。

キングオブコント2026は準々決勝を終え、9月の準決勝へ進む。

そこで毎年聞く。

「結局、人生変わるのM-1だけでしょ?」

本当なのか。

2021〜2025年のM-1、キングオブコント、THE W、R-1決勝進出者を、「その後どれだけ仕事につながったか」で採点した。

採点ルール

優勝+5点、準優勝+3点。 MC・冠番組+10点、週1テレビレギュラー+5点、地上波ゲスト出演+1点、レギュラーラジオ+3点、活字レギュラー+1点、YouTube登録者10万人ごとに+1点。

同じ芸人が複数年決勝に出ても1組として集計。仕事状況は2026年8月23日時点。

順位 大会 平均点 10点以上 1 M-1 7.74 11組 2 KOC 6.54 11組 3 THE W 4.97 8組 4 R-1 3.62 2人

※CUT A TELL独自集計・暫定値。

KOC、普通に強くない?

M-1とKOCの差は、平均わずか1.20点。

しかも10点以上はM-1が34組中11組、KOCが35組中11組。

ほぼ同じだ。

空気階段、蛙亭、ジェラードン、男性ブランコ、ニューヨークなど、その後もテレビで見る名前が並ぶ。

「KOCは優勝しても売れない」は、もう古い。

THE Wは当たるとデカい

平均4.97点と上位2大会には負ける。

ただ、天才ピアニスト、ぼる塾、紅しょうが、ヒコロヒー、ヨネダ2000など売れっ子も多い。

つまりTHE Wは、

全員を売る大会というより、スター候補を発見する大会。

問題はR-1だ

平均3.62点。

M-1の半分以下。

もちろんR-1に出たから売れないわけではない。

ただ、

M-1決勝→翌年テレビで見る。 KOC決勝→翌年テレビで見る。

に比べ、

R-1決勝→あれ、今年どこで見たっけ?

となる率は高かった。

結論。

M-1は最強。でもKOCはかなり近い。THE Wにも夢はある。

そしてR-1だけは少し苦しい。

賞レースの価値は、1000万円を渡して終わりではない。

翌年、ちゃんと仕事が増えているか。

そこまで含めて「夢がある大会」だと思う。

M-1以外にも夢はあった。

ただしR-1には――

もう少し、その夢を数字で見せてほしい。

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