プリキュアは子ども番組なのか。

仮面ライダーは子ども番組なのか。

昔なら「当たり前だろ」で終わった。

でも今は少し難しい。

玩具会社自身が“大きいお友達”を客にしている

バンダイは仮面ライダーのCSMを「大人の為のなりきりシリーズ」として展開している。

数万円する変身ベルト。

プリキュアでも、過去作のアイテムが大人向け仕様で商品化される。

つまりメーカー自身が、

「子どもの頃好きだった皆さん、今度は大人の財布でどうぞ」

とやっている。

“大きいお友達”は、もう隠れた存在ではない。

完全に正式な顧客だ。

だからといって、子どもの場所を奪うな

ここでたまに順番を間違える大人がいる。

映画館で子どもが少し喋る。

ショーで興奮して声を出す。

イベントで前が見えないと騒ぐ。

そこで露骨にイライラする。

いや、待ってほしい。

あなたが後から入ってきたのだ。

大人が本気で楽しむのはいい。

高い玩具を買ってもいい。

設定を考察してもいい。

推しを作ってもいい。

でも、子どもがヒーローを見てはしゃぐことまで邪魔者扱いしたら、本末転倒だ。

“大きいお友達”なら、大きい心も持とう

今のプリキュアや仮面ライダーは、もう「子どもだけのもの」ではない。

しかし「子どものためのものではなくなった」わけでもない。

そこは分けて考えたい。

30年前に仮面ライダーを見ていた子どもが、今5万円のベルトを買う。

昔プリキュアを見ていた少女が、大人になってコスメやアクセサリーを買う。

それは文化が続いている証拠だ。

だったら、自分がかつてそうだったように、

今そこで目を輝かせている子どもにも、少しくらい寛容でいよう。

“大きいお友達”を名乗れるくらい大きくなったのなら、心まで小さくなる必要はない。

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