7人組アイドル・碧の途中式は9月9日、Veats Shibuyaでデビューライブ『世界が僕を見つけた日』を開催した。その一カ月後、10月9日には表参道GROUNDで初の単独フリーライブ『薄明の魔法 Vol.1』を行う。入場は無料だ。

デビュー直後なら、本来は一枚でも多くチケットを売りたいはずだ。それでも無料にする。価値を下げているのではない。知らないアイドルへ金を払うという、最初の壁を運営側が壊している。

無料ライブは、価値がゼロなのではない。最初の一回来場を運営が負担する広告だ。

無料は、客席を作るための広告費

ライブアイドルは、配信再生だけでは始まりにくい。現場で曲を聴き、メンバーを覚え、物販へ行き、次の予定を入れて初めて関係が回り出す。ならば最初の一回来場を無料にし、その後のチケット、特典会、口コミへつなぐ方が合理的だ。

ただし無料は魔法ではない。集めた人が二度目に金を払わなければ、混んだ客席は数字だけで終わる。無料ライブは、価値がゼロなのではない。最初の一回来場を運営が負担する広告だ。 碧の途中式が完成へ進めるかは、無料で何人集めたかではなく、その中の何人が次も来たかで決まる。

出典・編集注記

碧の途中式の公式案内、デビュー時のPR TIMES発表、音楽ナタリー配信記事、チケット販売ページを参照しました。7人組は2026年9月9日にVeats Shibuyaでデビューライブを行い、10月9日に表参道GROUNDで単独フリーライブ『薄明の魔法 Vol.1』を開催予定です。料金を無料にする目的や収益構造は公式に説明されていないため、本稿はライブアイドル業界で一般的な新規獲得施策としての可能性を論じ、同グループの赤字や経営事情を断定しません。

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